大高放課後進路研究会「アストラゼネカ 新薬開発リモート授業」
2024年11月18日
大高放課後進路研究会「アストラゼネカ 新薬開発リモート授業」
大高放課後進路研究会の企画として、11月11日(月)18日(月)の2日間にわたり、製薬会社(株)アストラゼネカのリモート授業を聴講しました。製薬会社の仕事内容や、新薬開発へのプロセスなど、貴重なお話をたくさん聞くことができました。薬学部進学を希望する生徒を中心に、のべ25名が参加し、進路選択や将来への展望など、視野を広げてくれたものと期待しています。参加した生徒たちは、お話をうかがいながら熱心に記録をとっていました。
アストラゼネカ社の皆様、貴重な機会を与えていただきありがとうございました。このたび、本事業への参加について、本校卒業生の植田美智子様(アストラゼネカ社)に大変お世話になりました。ありがとうございました。
(生徒の感想)
・新型コロナが流行ったときに、薬の開発というのがとても注目されていて、早くできればいいなと思っていたけど、新薬開発の大変さを知ることができて、今回の大流行への対応はとても早いものなんだなと感じた。
・研究の段階についての説明で、一つの研究段階の中でもいくつものフェーズに分かれていて、何度も研究や確認を重ねていてとても時間と費用、労力のかかる仕事だということが分かった。
・研究開発にかかる期間は9~16年と私が想像していたよりはるかに多くの時間がかかっていて、日常的に目にし、服用する薬が多くの人の努力を通してできたものだと改めてわかり、とても勉強になった。
・製薬会社では、実験だけでなくデータの収集やほかの部門との連携も行われ、すごく規模が大きい産業なのだと感じました。
・がんは生まれつきの体質だけでなく、生活習慣などの環境要因も大きく関わっていると知り、がん予防を啓発していくことも大事だと思いました。
・理系、文系にとらわれず、自分の興味のあることに挑戦していきたいです。
・がんについて学ぶ前は、がんは死につながるイメージが強かったが、がんになる確率とがんで死ぬ確率には差があり、治療法も多く治すことができるものだと分かった。
・がんについては小学生のときから二人に一人は発症すると言われていて、少し不安な思いを持っていたが、がんの治療法や医薬品が年々確立していき、リスクも低下していると知って安心できた。
・将来、副作用が出にくい薬の研究をしたいと思っているので、今から調べて、化学もしっかり勉強して、やりたいことにつなげていきたい。 (文責:井上)