11月15日(月)益田高校、16日(火)津和野高校で行われた授業研究会に、本校から2名(安藤・富田)が参加しました。
 益田高校・山田勇太教諭の授業は日本史「鎌倉幕府の成立」の単元でした。「武士はどのように領地を経営したのか」という課題について、「益田家文書」など地元の歴史資料を素材としてエキスパート課題を設定するという意欲に満ちた授業でした。また、教科書では別の箇所で学ぶ知識を課題に設定することでまとめあげるという、高度にデザインされた指導計画がなされており、大いに刺激を受けました。山田教諭は、昨年度から研究教員としてジグソーの授業を実践されているため、生徒たちも慣れた様子で活動に取り組んでいました。やや難しい課題に感じましたが、生徒たちのがんばりと山田教諭の的確な声かけによって、プレ課題からポスト課題までが時間内に完結するすばらしい授業でした。

 津和野高校・山根幸久教諭の授業は、コミュニケーション英語Ⅰ「環境問題について考える」という単元でした。既習教材で得た知識をベースに、対話によって学びを深め、根拠をもった意見文を書くというものでした。7月の参観時と同じクラスでの授業であり、授業デザインの大枠は同一でありながら、生徒の学びの深まりや授業者のねらいに応じた改変が加えられており、見どころの多いすばらしい授業でした。山根教諭はこの2年間、県の研究推進教員としての経験を重ね、常に課題意識を新たにしながら研究を深めていらっしゃいます。今回は、課題に対して抽象論と具体例を行き来しながら意見を練るという難しい課題設定でした。生徒たちの、苦労しながらも課題に対して全力で向き合い、協働しようとする姿勢が印象的でした。
 CoREFの飯窪真也先生、齋藤萌木先生、加えて益田会場では、埼玉県協調学習マイスター 高相恵美先生の指導・助言をいただきながら研修を行いました。授業者のお二人は豊富な経験をお持ちであり、授業デザインはもちろんのこと、特に授業中の声かけや助言を中心とした生徒への関わりに長けていらっしゃいました。協調学習の実践をより実りあるものにするためにも、授業者が、授業の場において生徒の学びのプロセスを的確にとらえ、必要な支援を行っていくための授業技術を磨く必要を感じました。 

 授業を提供してくださった山田先生、山根先生、ご指導いただきました飯窪先生、齋藤先生、高相先生、益田高校・津和野高校の生徒のみなさん、ありがとうございました。

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